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ライブ「Rhodanthe* New Year Concert 2016 FIRST*MODE 2016年1月1日 東京国際フォーラム」




あらすじ(ネタバレなし)

あらすじというわけではないのですが、アニメ「きんいろモザイク」のキャラクターを演じる声優、西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央のユニット「Rhodanthe*(ローダンセ)」の元旦ライブに行ってきました。開場の際に何かトラブルがあったらしく、長らく外で待たされ、20分位遅れての開演となりましたが、問題なんか何もありませんでした。

感想(ネタバレなし)

実は声優さんのライブに行くのは初めてで、友達に誘われての参加となりました。CDも買ってなかった上に、光る棒なんて物も持っているわけもなく、きんモザは大大大大大好きですが、ライブ自体はそれ程期待していなかったのです。

でも言っちゃうよ?最高だった!!!!!もうね!!!!最高だったのよ!!!!これ!!!!

どれくらい最高だったかというお話をこれから書いていくことになるのですが、まずですね、今まで私、ライブでパンフレットを買ったことが一度もなかったのですが、今回は迷わず買いました。ライブ終わった後に「あ、パンフレット買って帰らないと!」ってなりました。体が自然に物販列に流れました。
きんモザライブパンフレット
しかも売り子さんが全員巫女服姿という、完全俺得モードになっていました。

今まで声優系ライブに行ったことがない理由は、何よりも歌です。声優さんは声優さんですから、演者さんですから、基本的に歌は上手くないじゃないですか(上手い方もいらっしゃる)。「CDならば補正されているから良いけれど、ライブはちょっと。」って思っていたのです。そして確かに歌はイマイチだったのです。しっかりと調子の外れた歌が聞けていたのです。

で!す!が!
それを差し引いてもなお素晴らしいステージだったのです!エンターテインメントとして、最高のステージでした。
歌で5万点くらいマイナスになったとして、他の部分で5兆点くらいプラスされていたので、歌のマイナス点が誤差の範囲だったのです。

まずは5人(+1人シークレットゲスト)の息の合ったやりとり。
歌やダンスやひとつひとつの動きもそうですし、トークになった時のワキャワキャした雰囲気は、こっちまで楽しくなってしまうような魅力に溢れていました。もうきっと、もの凄く仲が良いんだろうなって、見ている方が嬉しくなっちゃうような息の合い方でした。

そして振り付け。ステージで歌って踊ってしている人たちを見ると私はいつも思うのですが、あれ、よく覚えられますよね。しかも覚えるだけではなくて、メンバーみんなで振り付けを考えたというではないですか。これは並々ならぬ情熱があってできることだと思います。

振り付けひとつをとってもそうですし、この日この時間のために、会場にやってくる私たち観客のために、いっぱいいっぱい頑張って作ったという気持ちが伝わってくるようなステージでした。

そして何よりも、会場の一体感と感動。
私はコールとかは全然分かりませんし、みんなで揃えるような動きもしませんし、光る棒も持っていませんでしたし、何よりも、ほとんど知らない曲でしたというにわかもにわかのニワカニストでしたが、「会場にいた皆さん全員と友達になりたい!」と思うような一体感を感じました。
あの場と、あの時間を多くの人達と共有できたことをとても嬉しく感じます。
そして、このステージを作ってくださった皆さんには感謝感謝です。(←出演者とか監督のセリフみたいですが)

こんな私の語彙力では、このライブの素晴らしさも、感謝の気持ちも、伝えたいことの2兆分の1くらいしか伝えられなくて歯がゆくて仕方がありません!伝われー!この気持ち!伝われー!
最後には感動の余り、涙がちょちょ切れちまったくらいです!次のライブも絶対絶対行きたいです!!楽しみにしていますから!!!

感想(ネタバレあり)

ここから先は、ライブの核心に触れる記述があります。まだこのライブを見ていない方はご注意ください。


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ネタバレありというか、ライブの中身も触れながら感想を少々。
と言いながら、絶対少々にならないと思う。みんな座りましょうか。私長くなりますから。今きっと、横の方で大人の方たちがざわついてると思いますが。(東山さん)

まず、会場入ってすぐの所で琴を演奏していたのにはビックリしました。そうだ!今日は正月だった!っていうなんともトンチンカンなことを思いましたが、風情があってかっこ良かったです。ただし、その後ろには謎の書き初めが展示してありましたが。
きんモザライブ書き初め
開演時間が迫っていてあまりゆっくりとお琴を聞けなかったのが悔やまれます。

さて、ライブの内容ですが、夢色パレードに始まって、夢色パレードに終わりましたね!いくらキャラソンを全く知らない私と言えども、OPとEDくらいは分かります。2期のOPですね!つまり、ぶち上がって始まって、ぶち上がって終わったということです。

曲に関しては、緩急つけたバランスの良い構成だったと思います。きんモザということで、元気な曲とかわいい曲がやっぱり多いのですが、しっとりした曲もちょいちょい挟まれてて、(知らない曲ばかりだったのに)すごく楽しかったし、「いい曲だな。」って思った曲もかなりありました。特に印象に残っているのは、陽子(内山夕実)の周りで2人でガチャガチャ踊ってて、「踊りがうるさい!」って怒られてた曲(すいません、曲名分かりません)とか、序盤でやったバラード(すいません、曲名分かりません)とか、祭りデス☆クリスマス!!(これは曲名覚えてた!)とかです。他にも「いいな!」って思った曲はたくさんあったのですが、曲数が多すぎて覚えきれていません。もうライブのBD買って確かめるしかないと、今は思っています。(←買う気満々)

祭りデス☆クリスマス!!といえば、みんなで踊りました!東山奈央が「サビをみんなで踊ってほしい。」とのたまいましたので、みんなで振りを覚えて踊りました。なお、基本的に物覚えの悪い私は、殆ど覚えられませんでしたが、楽しく踊らせてもらいました。カレンポーズを研究しておかないといけないなと思っています。あとでこっそり練習します。
ライブでの観客の煽りという点では、東山さんは流石の百戦錬磨だと思いました。みんなを踊らせるのもそうですが、「ここからこっち赤組!ここからこっち白組!」って言って、会場の光る棒を2色に分けたり、前から後ろにウェーブさせちゃったり、全員を引き込むのが本当に上手だと思いました。「デース!」「デース!」って言いながらこんな煽りをされたら、そりゃもうみんなでやるしかないでしょう!っていう気にならざるをえません。

光る棒といえば、私はこういう光る棒を使うライブに来たのも初めてなのですが、これ、キレイですね。何度も360°見回して見惚れてました。キャラクターによって色が変わって、一色に統一されるのも綺麗ですし、全員で歌うところでは、それぞれがそれぞれの推しのキャラクターの色の棒を振り回して、会場がカラフルに彩られるのです。これは一度ステージの上から見てみたい光景です。きっとそれだけで感動してしまう気がします。

色といえば、今回のシークレットゲストは松原穂乃花の役を演じた諏訪彩花でした。そして穂乃花ちゃんのカラーは白になりました。白一色になる会場を見渡した諏訪さんの嬉しいそうな表情が良かったです。

なお、私、席は二階席の後ろの方だったので、客席の様子は良く見えました。ステージはちょっと遠かったのですが、上から見るステージというのもなかなか良かったです。背伸びしなくてもメンバー全員が見えましたので。でもやっぱり、前の方で見られたら、きっともっと楽しいだろうなー!
きんモザライブ会場
この東京国際フォーラムですが、実は11月のWhitesnakeのライブの時にも来ました。(Whitesnake2015東京公演の感想はこちら
その時に、なんて音が良い会場なんだと思ったのですが、やはり音が良かったです。こんな良い音で、でっかい音できんモザできたことは、本当に素晴らしいことだと思います。しかもしかも生バンド・・・。いや、この話はまた後に取っておきます。

衣装の話を少しだけ。最初登場した時の衣装は振り袖でした。それぞれのイメージカラーを基調とした、綺麗な振り袖でした。ただしシノだけは袴。しかもブーツ。
東山さんのオレンジの振り袖にユニオンジャック柄の帯とか、斬新で素敵でした。
この振り袖も素敵だったのですが、私が一番好きだったのは、マーチングバンドのような衣装です。これ、めっちゃくちゃ可愛かったです。「なんだあの可愛い物体は!」ってなるくらい可愛かったです。メンバーの皆さんは「鼓笛隊」の衣装などと言っておりましたが、あれは最高でした。
アンコール以降の衣装の話もしたいのですが、これも後でまとめて書こうと思います。

曲と衣装のことから書いてきていますが、実はトークも最高に楽しめました。もうね、「仲の良い女の子が6人集まってキャッキャ話してるだけ」っていう感じなのに、聞いてるこっちまで楽しくなっちゃうような感じでした。「振り付けを考えてる時にね、こんなバージョンもあったんだよ!ボツになっちゃったんだけど。」って言いながら、そのボツになった振り付けを披露しながら楽しそうにコロコロ笑ったりとか、この辺りはまだステージに関係ある話なんですが、「年明けの時、お父さんがガチャってドアを開けて、あけおめだけ言って戻っていった」とか、「今日はお父さんお母さんは見に来てない」とか、挙句の果てに「昨日ガキ使見た?」とか、いやいやそれは普通の会話だろっていう内容なのに、この6人のあまりの仲の良さとテンポの合い方で、まったく退屈なお話ではなくなるのです。

このトークの中で言っていましたが、「FIRST*MODE」の意味は無理があると思うのですが。
「first・・・ファーストファースト・・・最初の?mode・・・mode・・・えむおーでぃーいー・・・・もでもで・・・初詣!!!」。いやいや!
メンバーの「気づいてた人???」に、「はーい!!!」って答えてる人いたけど、絶対嘘やろ!無理やろ!!

こういうお客さんとのやり取りもぶっ込んできちゃうところも、本当に面白かったです。笑いました。

え?もう3500字超えてる?ああ、すいません、もう少しだけ。(たぶんまだまだ書く)

1期のOP「Jumping!!」で幕が降ります。みんなでジャンプしたの楽しかったですねー!
そしてここからローダンセコールです。「ローダンセ!ローダンセ!ローダンセ!ローダンセ!」
10分位続いたでしょうか。もうローダンセローダンセ続きすぎて、何かの呪文のように聞こえました。6人を呼び出す召喚の呪文なんじゃないか思いました。MPが足りなくて召喚できないんじゃないかと思ったころ、メンバーが登場しました。アニメの中での制服の衣装に着替えていました。

だ!け!で!な!く!
なんと!生バンドですよ!!生バンド!!!

私はですね、常々「きんモザのEDいいぞー。きんモザのEDいいぞー。」って言っているくらいきんモザのEDが大好きなのですが、なんと!あの最高の音響設備で!目の前でメンバーが歌っているうえに!!生バンド演奏なんですよ!!最初の一音で泣きました。ええ!泣きましたとも!!「最高か!!!」って何度言ったかわかりません!1期のEDも2期のEDも聞けて、「最高か!」って何度言ったか分かりません!!どの言葉を選んで、どう表現すればこの「最高」を表現できるのか分かりませんが、西明日香の言葉を借りるならば、涙がちょちょ切れちまう程に最高でした。

この後はメンバーから「感謝の気持ち」を表す、しっとりした曲になりました。(すいません、曲名分かりません)
6人の立ち位置が完全に決まっていて、照明もそれに合わせてバッチリスポットライトを準備していたようなのですが、感極まって西さんが泣いてしまい、歌に詰まった時、メンバーみんなが駆け寄ってきて、肩を寄せて歌うのです。照明さんとしては「なんでや!」って思ったかもしれませんが、このシーンは本当に感動しました。ここまでのステージを見て、メンバーのみんながどれだけ情熱を持ってこのライブに取り組んできたかが伝わってきましたし、メンバーのお話から、このライブに関わってきた人たちが、どれだけこのライブに熱意を注いできたかが伝わっていましたから、「何があってもみんなでこのライブを作るんだ!成功させるんだ!」っていうのがビシビシと伝わってきてしまい涙涙涙。
今、このシーンを思い出しただけでも泣けてきました。

MCの中でも「Rhodanthe*メンバーは第二の家族のようなもの。ここにいるみなさんは、親戚のようなもの。」と表現していましたし、本当に私たち観客のことを考えて、気持ちのこもったステージを作ってくださっていたと思います。本当にありがとうございます。
ステージの上ではメンバーのみんなが、「今日はお忙しい中来てくださって、本当にありがとうございます。」と、何度も何度も頭を下げていらっしゃいましたが、何度も何度も頭を下げたかったのはこっちの方だったんですよ!「素敵なステージを、本当に本当に本当にありがとうございました!」

そして、メンバーの皆さんがTシャツに着替えて、最後は夢色パレードで笑ってお別れです。しんみり終わらないのはやっぱりきんモザ!きん!ぱつ!きん!ぱつ!
この最後の夢色パレードも生バンドだったのですが、間奏のピアノソロが超絶最高にかっこ良かったです。こんなにかっこいい夢色パレードを聞けるとは、なんという幸せか!

そしてみんなでジャンプをして、メンバーがステージから去って行きました。ありがとう!ありがとう!

感謝に感謝を重ねても、まだまだ伝わりきった気はしないのですが、ここまで長々と書いたことをまとめると、つまり「最高だった!!!」わけです。
きんモザ最高か!!きんモザライブ最高か!!!Rhodanthe*最高か!!!!
これが形に残るものではなく、「時間と空間」だったことが最高の贅沢だと思います。この先BDを買って見てみても、きっとあの時のあの空間を思い出して感動するのだと思います。(←買う気満々)

ということで、重ねて言わせていただきますが、次のライブを楽しみにしています!絶対に行きますので!!楽しみにしていますから!!

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ぺんぎん

ぺんぎん の紹介

物語をこよなく愛する一般人。 物語ならば、映画、小説、アニメ、ゲーム、マンガなどなど、形態は問いません。ジャンルや作者に縛られない濫読派。
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