あらすじ(ネタバレなし)
あらすじではないけれども、ホワイトスネイクの東京公演へ行ってきました。お昼すぎまで雨が降っていましたが、幸い雨にやられることもありませんでした。席はステージ正面、真ん中より少し前という良い席で、ステージがよく見えました。不満を言うとすれば、物販の列形成が雑で、どこに最後尾があるのか全然わからなかったことくらいです。
感想(ネタバレなし)
第3期・第4期のディープパープルのカバーアルバムというかトリビュートアルバムというか、「ザ・パープル・アルバム」を引っさげてのライブということだったんですが、実は私、このザ・パープル・アルバムを買っていません。理由はふたつあります。
まず一つ目は、音がデジタルでパッキパキすぎたこと。それぞれの音がクリアでよく聞こえるのですが、ちょっとクリアすぎるじゃないかと思いました。(我がまま)
少しモワッとしてしまっていても、少し音質が落ちてしまっても、あの温かいアナログ感がサウンドが欲しかったです。
二つ目は、ギターがあまり好きじゃなかったこと。レブ・ビーチもジョエル・ホークストラも超絶技巧派で上手いのですが、ホワイトスネイクやディープ・パープルにはそんなピロピロフレーズは必要ないと思うのです。(我がまま)
もっとギュイーン!ガーン!って感じのギターが欲しかったです。
さて、ライブの感想を書こうと思います。ここでデイヴィッド・カヴァデールのことを書くと思うじゃないですか?ドラムのトミー・アルドリッジの話をします。
今回のライブで最も印象に残ったのは、このトミー・アルドリッジでした。もの凄くパワフルな音を出す人です。なんと65歳にして、あれだけパワフルなプレーを長時間続けて最後まで生きているってだけで信じられないのに、アクションやパフォーマンスまで超パワフルという驚きのドラマーでした。
デイヴィッド・カヴァデールも64歳ということですが、声もよく出ていました。もちろん全盛期と比べてしまうと残念なことになるのですが、それでもなお十分に満足できるパフォーマンスでした。
東京国際フォーラムの音響は良かったですし、席も良かったですし、楽しい時を過ごせました。
これは関係ありませんが、観客はおっさんばっかりでした。(仕方ない)
感想(ネタバレあり)
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いや、ネタバレっていうほどでもないのですが、セットリストバレというか曲順バレもありで少し感想を残しておこうと思います。
ライブ中にメモをしていたわけではないので、詳しいセットリストはちょっと覚えていません。それと、実を言うと私、それほどホワイトスネイクの曲を知っているというわけではないのです。コアなファンではないのです。なので、知らない曲も何曲かありました。
ですが、そんな私でもほとんどの曲を知っていたということは、ヒット曲のオンパレードだったんだと思います。「Fool for your loving」や、「Is this love」など、時代的にも網羅されていたと思います。
あ、いや、ディープ・パープルの曲もかなり入っていたから、ほとんどが知ってる曲だったのかも。
ともあれ、一曲目は「Burn」でした。一曲目からテンションマックスですよ!一曲目で8ビートゴリゴリからの、二曲目「Stormbringer」で16ビートゴリゴリで大変でしたよ!
このあともシャッフルビートぶっこんできたりして、楽しく頭を振れました。
ギターですが、やっぱりタッピング系ピロピロフレーズが多かったです。メチャクチャ上手かったですけど。
特にジョエル・ホークストラのギターソロは、ピロピロ系だけでなく、いろいろなフレーズを弾いていて、引き出しの多いギターリストだなと思いました。
そしてここでも、デイヴィッド・カヴァデールよりもトミー・アルドリッジの話をします。
とにかく音がパワフルでした。すごいドラムセットを組んだり、超速タム回しとかをすることはないのですが、一音聞いただけで「このドラムはすごいぞ。」と思わせる魅力がありました。
ドラムソロも途中でスティックを投げ出して、素手で叩きまくるキチガイじみたことを始めて、それでも手加減せずにバッシャンバッシャン叩いてて、最高に笑いました。
「なんだかもの凄いパフォーマンスを見せられているぞ!ん?見せられているのか?」と・・・。いや、凄かったんですよ!
アンコールは「Still of the Night」で、イントロが流れた時は頭を抱えて喜んだものです。「Still of the Night」大好きなんです。ホント最後まで楽しめました。
最近はライブのチケットが高くて、今回は9800円だったんですが、十分にその価値はありました。ありがとうございました。