Beats Studio Wireless

ヘッドホン「Beats Studio Wireless」




あらすじ(ネタバレなし)

買いました!Beats Studio Wireless!色はチタニウムです!まずは、買うに至った過程を「あらすじ」として書いておこうと思います。「ゴタクはいいから早く感想を述べろ。」という方は、「感想(ネタバレあり)」まで飛ばしてください。

もともとはBeatsのイヤホンを使っていました。Beats by Dr.dre tour V2です。14220円也。
Beats by Dr.dre tour V2
tour v2は、音としては14000円の価値はないかなと思っていたのですが、かっこよかったので奮発しました。しかしアレですよ、イヤホンには呪いがかかってるじゃないですか。そう、「断線」という呪いが・・・。1年チョイで断線の呪いにかかりました。無料修理サボート期間は1年。辛い。Appleに相談すれば修理(新品に交換)してもらえるようですが、お値段が・・・。仕方なく、しばらくはiPod touchを買った時に付いてきた、あの白いイヤホンを使うことにしました。この白イヤホン、昔よりはだいぶ良くなりましたが、やっぱり大変不満です。

ということで、ボチボチとイヤホンを探し始めました。ここでBluetoothという選択肢が芽生えました。「そうだ!コードがなければ断線することもない!!」。そう、これでやっと断線という呪いから解き放たれると思ったのです。しかし、Bluetoothイヤホンはどれもデザインがイマイチで。バッテリーを組み込まなくてはいけないので、どうしても大きくゴツくなってしまうのですね。オーディオテクニカのBluetoothイヤホンはいいなと思ったのですが、これは首かけになっていて、その首かけの部分にいろいろくっついてます。イヤホンのわりにはかさばるなと思いました。それに、Bluetoothイヤホンは完全には断線の呪いを払拭できていません。コードの抜き差しをしない分断線の可能性は俄然下がりますが、右と左がコードでつながっている以上、完全には呪いから解き放たれたとは言えません。

という過程を経て、ヘッドホンにするかなという結論に至りました。今までヘッドホンにしなかった理由は、何よりもかさばるからです。イヤホンのように、クルクルっとしてカバンの中に入れるわけにはいきませんので。
もうひとつの理由はお値段です。高い買い物をして、また1年で断線なんてことになったら目も当てられません。

ですが、Bluetoothにすれば無線ですので、「断線」の項目はクリアできます。「かさばる」方は、コードがないぶん多少クリアできるかなと思いました。

しかし、ヘッドホンを買う前にちょっと寄り道をしました。今使っているイヤホンにつないで、Bluetooth接続できる機器を買ってきて。Bluetoothの実力を体験してみました。買ってきたのはELECOMのLBT-PAR150というやつです。
LBT-PAR150
この製品、仕様がクソです。まず、充電はイヤホンジャックに差し込んで行います。つまり、充電しながら使うことはできません。次に、充電量が少なくなってくると、音でお知らせしてきます。音楽を聞いていると、「ビロビロ」って音が割り込んできて「充電してね!」をお知らせしてきます。このお知らせ、すっごく邪魔でした。ですが、しばらくの辛抱なので我慢しました。

Bluetoothを導入するのにあたって一番心配だったのは、うちのデスクトップパソコン(Windows Vista)でした。おいおいVistaかよっていううちの相棒です。古いしデスクトップなので、もちろんBluetoothはついていません。なので買ってきました。USBでデスクトップパソコンをBluetooth化するやつ。ELECOMのLBT-UAN04です。
LBT-UAN04
最大通信距離100mとか書いてありますが、全然嘘です!障害物がなければ長距離飛ぶのかもしれませんが、家の中ではドアを隔てればあっという間に不安定になります。しかし、これで家でも外でもワイヤレスです。素敵です!コードがないから音楽を聞きながらクルクル回っても大丈夫!絡まらない!!ワイヤレスってここまで快適なのか!って思える素敵体験!

だったのですが、ひとつ問題が。我が家はパソコンにチューナーをつけて、テレビをパソコンで見ているのですが、このチューナーがクセモノなのです。使っているチューナーはピクセラのPIX-DA022です。テレビやブルーレイは著作権のお話がうるさくて(ウザくて)外部接続の機器を使おうとすると「それはダメですよ!」と言って再生してくれません。つまり、「USBで無線接続なんてさせないよ!」ということです。仕方がないので、イヤホンジャックに挿すタイプのBluetooth送信機を買ってきました。TaoTronicsのTT-BA01です。
TT-BA01
これならイヤホンジャックに挿しているだけで、パソコンと直接つながっているわけではないので、問題なく送信されます。ただ、音質がちょっと落ちます。テレビ業界はいつまでこんなクソな仕様を続けるのでしょうか。著作権保護はもちろん大切ですが、そのせいで健全ユーザーが不便するようならば、本末転倒も良いところです。まあでも、取り敢えずこれでテレビも見られることになりました。

そういうわけで、周辺のBluetooth環境がそろってきたところで、「さあ!ヘッドホン買っちゃおう!」ってなりました。(長い!)
電気屋さんやイヤホン屋さんを回っていくつか視聴させてもらって、うんうん悩みながら決めました。全然関係ないし、ステマってわけではないのですが、秋葉原にある「e イヤホン」というお店が最高です。イヤホン・ヘッドホンの専門店で、すごい品揃えのうえに視聴もでき、相談や修理まで請け負ってくれるというワンダフルなお店です。商品を見て回るだけでもワクワクします。(e イヤホン秋葉原店

感想(ネタバレあり)

ここから先は、ヘッドホンの核心に触れる記述があります。が、特に注意することはないので、続けて感想をお読みください。


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ということでお迎えしました!Beats Studio Wireless
beats studio wireless1beats studio wireless2beats studio wireless3beats studio wireless4beats studio wireless5beats studio wireless6beats studio wireless7
箱開けるのワクワクしますよね!新しいデジタル機器の匂い大好きです。新しい本の匂いや、新車の匂いも好きなのですが、デジモノの匂いもまた良いものです。ここからはBeats Studio Wirelessを使ってみた感想をつらつらと書いていこうと思います。

まずは何よりも音のお話から。音は一言で言うと「ゴキゲン」です。Beats製品ですので、低音にクセがあります。ちょっと前のBeatsは「モコッ」とした低音の鳴り方だったのですが、Studio Wirelessは「ボスッ」とした低音の鳴り方です。こもらなくなりました。低音が音場全体に柔らかく広がって、マルっとした感じです。
Beatsといえば低音と言われるように、トレードマークと言われるような低音の鳴りではあるのですが、中音部も非常に伸びのある気持ちのいい音がします。ピアノやバイオリン、トランペット、アコースティックギターなんかは気持ちの良い音がします。「Beatsはヒップホップを聞くためだけのヘッドホンだ。」なんて言われたのは過去の話です。低音部は温かみのある、丸みのある音が広がり、中音部は伸びがあり、高音部は鋭い感じの、気持ちの良い仕上がりになっていると思います。

EDMなどのダンスミュージックに合うのは当然なんですが、特に今回収穫だったのはジャズです。ジャズが最高にゴキゲンでした。アップテンポの曲はビートが強調されてゴキゲンでしたし、静かな曲は落ち着いた低音が全体に広がってムーディーでした。
それと、小編成のクラシックなんかも良かったです。特にピアノ曲は、ピアノの左手の低音部もよく聞こえますし、メロディーの音域は音がよく伸びて綺麗でした。ただ、オーケストラ編成になると、ちょっと厳しかったです。オーケストラの空間の広がりを感じられませんでした。
ロックに関しては、曲によります。「おお!かっこいい!」ってなる曲もありましたし、「これはちょっとギターの魅力が死んじゃってる。」ってなる曲もありました。特にメタルはキック(バスドラム)の音作りにかなり左右されていて、初めから60Hz辺りを強調している音作りでツーバスを踏まれると、かなりエライことになります。ですが、曲によってはツーバスが心地よく(?)響く曲もありました。いや、むしろツーバスが心地よい曲の方が多かったです。ときどきエライことになる曲があります(おもしろいけど)。

今回ヘッドホンを選ぶにあたって、最後まで迷ったのは「Bose SoundLink around-ear wireless headphones II」と「SONY MDR-1ABT」と「AUDIO-TECHNICA ATH-WS99BT」です。いや、オーディオテクニカは結構早い段階で切ってしまったかも。ちょっと高音が刺さりすぎかなと思って。
AUDIO-TECHNICA ATH-WS99BT
BOSEはノイズキャンセリング機能が強力で魅力的でした。が、「BOSEどうした?」っていうくらい音が好きになれませんでした。
Bose SoundLink around-ear wireless headphones II
音が一番好きだったのはSONYです。解像度の高い、クリアな音が非常に魅力的でした。ですが、ノイズキャンセリングがついていませんでした。
SONY MDR-1ABT
SONYのノイズキャンセリング付きBluetoothヘッドホンは、デザインがダサいのです。なので、最後はノイズキャンセリング機能が付いているか付いていないかがネックになってBeatsが選ばれる運びとなったわけです。

そのノイズキャンセリング機能について。Beats Studio WirelessのノイズキャンセリングはBose程の感動は得られません。Boseのヘッドホンを着けた瞬間の、水に潜ったようにフッと音が消える感覚は本当に素晴らしいと思います。
Beats Studio Wirelessのノイズキャンセリングは、そこまで強力ではありません。ですが、実際に使ってみて、「外で使うには絶対に必要だな。」と思いました。
電車の中では音漏れの心配があって音量は上げられません。でも電車の走行音があるので、音楽はあまり聞こえません。静かな曲になると全く聞こえないなんてこともあります。ですが、ノイズキャンセリングがついていれば、差し当たって「聞こえない」ということはありません。電車の「ガタンゴトン」という音は鳴りますし、車内放送もしっかりと聞き取れますが、周りのザワザワした雑音は消えます。静かな曲を聞いているときは、この「ガタンゴトン」音が邪魔をしますので、音楽に集中はできないのですが、少なくとも「音楽が聞こえない」ということはありません。今まではあまり気にしていなかったのですが、この周囲の「ザワザワ」は結構なボリュームで耳に入ってきていたんだなと実感しました。一度ノイズキャンセリングを体験したら、もう戻れません。

ただ、外で使う分には良いのですが、静かな場所で使うと「サー」っというホワイトノイズが気になります。ノイズキャンセリング機能をオフにすることはできないので、消すことはできません。音が鳴ってしまえば関係ないのですが、音が鳴っていない間は結構気になるホワイトノイズです。

装着感について。結構しっかりとした装着感です。頭振っても(ヘッドバンギング)しても飛んでいきません(よっぽど激しいのはわかりませんが・・・)。これで音楽を聞きながら頭振れるし(気が触れたわけではない)、クルクル回れるし(頭がクルクルなわけではない)、最高です。このしっかりした装着感には慣れない人も多いらしく、締め付けられると感じる人も多いようです。私は丁度良いと思いました。
装着時間1時間くらいまでは何の苦痛もありません。1時間を超えると少し耳が疲れます。2時間になると結構疲れます。耳が痛くなってきます。なお、メガネをかけていると、苦痛を感じるまでの時間がもう少し短縮されます。

持ち運びについて。首にかけた感じは、「少し邪魔になる」という感じでした。首の可動域が狭まる。(追記:首の可動域が狭まると感じたのは、コートにマフラーの重装備だったからみたいです。コートとマフラー外したら、下を向いた時にちょっと気になる程度でした。)
首にかけている分にはまだ良いですが、カバンに入れるとなるとやっぱりちょっとかさばります。折りたたんでケースに入れられるのですが、それでもかさばります。覚悟はしていたので大丈夫ですが、カバンが膨れます。大きさは丁度手のひらを広げたくらいの大きさなのですが、厚さもあるので、容積は結構あります。
beats studio wireless8

充電用のUSBケーブルが付属されていたのですが、ちょっと短かったです。90cmかな。うっかり充電を忘れた時に、家で充電しながらヘッドホンを使いたいと思っていたのですが、ちょっと無理そうです。姿勢を低くすれば使えそうですが。長い充電ケーブルを買ってこようと思います。

Bluetoothの接続について。接続が切れたり、音飛びしたりということは今のところ一度もありません。優秀です。ですが、音の遅延はあります。テレビや動画を普通に見ている分にはさほど気になりませんが、音のタイミングにシビアなことをする場合には使えません。ゼロコンマ何秒とかいう遅延ですが、映像と音を制作する作業や、音に素早く反応しなくてはならないゲームとかには致命的な遅延時間だと思います。ですが、これはLBT-PAR150を使っている時からのことですので、ヘッドホン側の問題ではなさそうです。送信機側に原因があるか、Bluetoothという仕様全体に原因があるかのどちらかだと思います。

私は趣味で音楽制作をするので、「SONY MDR-CD900ST」を持っています。
SONY MDR-CD900ST
最初は音楽制作用として使っていたのですが、普通に家用ヘッドホンとして使うようになりました。プロのスタジオなんかによく置いてあるモニターヘッドホンで、さすがのクオリティーですが、完全に業務用っていう感じの音がします(当たり前!)。それに比べると、Beats Studio Wirelessは遊び心がいっぱいです。遊び心がいっぱいすぎて音楽制作用には絶対に使えませんので、これからは業務用にMDR-CD900ST、普段用にBeats Studio Wirelessを使っていこうと思います。

普段用といえば、先日Beats Studio Wirelessちゃんをランニングに連れて行きました。これまたなかなかゴキゲンです。しっかりと装着されているので、激しく動いても落ちませんし、長くても30分位しか走りませんから、耳の疲れもそれほど気になりません。ただね、汗がすごい!「ああー、これはアカンわー、無理だわー。」って思いました。当然なのですが、ランニングはイヤホンに限ります。ということで、あの白イヤホンにはもう少しお世話になりそうです。

(追記・2016年4月18日)
使い始めてから2ヶ月ほどで折れました。一番弱そうだなと思っていたところが折れました。
beats 折れ
首にかけようと思って広げたら、「パキッ!」と良い音がして折れました。こんなところで良い音を出さなくていい。
丁寧に扱ってきたつもりなので、結構ショックでした。断線の心配がなくなったと思ったら、新たにフレーム折れの心配が持ち上がるとは・・・・。

1年間保証が付いているので無料で修理してもらえました。修理というよりは新品と交換でした。新品にならなくていいから折れにくいのにしてほしい。
高かったから長期間使い続けたいと思ってたんだけど、保証期間が終わってから壊れてしまうと修理費用は24060円(+税)也!安心して使えるのはあと10ヶ月。それ以降は戦々恐々です。

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ぺんぎん

ぺんぎん の紹介

物語をこよなく愛するフリーライター。 物語ならば、映画、小説、アニメ、ゲーム、マンガなどなど、形態は問いません。ジャンルや作者に縛られない乱読派。
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ヘッドホン「Beats Studio Wireless」 への1件のフィードバック

  1. ホモのり のコメント:

    私も2016年2月に購入したbeats studio wirelessの折り畳み稼働部の上のプラスチックの根元が折れました、修理するにあたって、破損は一年以内の保証期間だろうと修理費一律19800円と販売元のアップルストアで言われてしまいました。
    ペンギンさんはどこで修理されたのでしょうか?

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