ゆるゆり さん☆ハイ!

アニメ「ゆるゆり さん☆ハイ!(第3期)」




あらすじ(ネタバレなし)

七森中の「ごらく部」に所属する4人の中学生と、その周辺の人物たちが織りなす日常系アニメ「ゆるゆり」の第3期。
テンポの良いギャグと、「凄く仲が良い」と「百合」の中間くらいのユルさが楽しい作品。

感想(ネタバレなし)

第3期はかなり楽しんで作っているなっていう感じが伝わってきました。
今回はキャラクター同士の絡みとか、百合豚的に言うならば、普段あまり見ないカップリングにブヒィとか、そういう感じの内容になっていたように感じます。キャラクターの組合せと設定だけ作って、あとはキャラクターたちの自由に任せているような作りでした。このキャラとこのキャラが、こんな状況下にいたら、きっとこんな会話をして、こんな行動をするんじゃないかなっていう妄想を具現化したような作りです。
なんというか、作っている側のキャラ愛を感じました。ここまでずっとキャラクターを育ててきて、今度はキャラクターが自由に動き周り始めたような、「歴史」と言ってしまうとちょっと大げさですが、そんな印象を受けました。だから、かなり楽しんで見ていました。あと、櫻子かわいい。

「1話だけ見てみようかな。」というノリで見たのに、最後までしっかりと見てしまいました。
第1期も第2期も、なんだかズルズルと全部見てしまって、見終わったあとには「あー、なんだか面白くなかったなー。櫻子かわいいけど。」と思っていました。だから第3期こそは見るのをやめようと思っていたんです。が、今回は最後まで楽しんで見られました。あと、櫻子かわいい。

百合的にはどうだったでしょうか。拙者は百合豚ではござらんゆえ、ブヒブヒ言ったりはせんのでござるが、今までよりも百合を意識した作りになっていたように感じました。あまりメジャーじゃない組合せをバンバン入れてきてましたし、新鮮で良かったと思います。それに櫻子かわいい。

まあつまりあれです。櫻子はかわいいってことだと思います。

感想(ネタバレあり)

ここから先は、物語の核心に触れる記述があります。まだこのアニメを見ていない方はご注意ください。


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日常系ギャグアニメなんで、ネタバレもクソもないのですが、えっと、どうしようかな。櫻子がかわいいっていう話でもしようかと思います。

「櫻子!櫻子!」って言っていると、「あー、ひまさく最高な!」って返されるのですが、私は「ひまさく」が好きなわけではありません。櫻子が好きなのです。いや、ひまさくも好きなんですけど、主に櫻子が好きなのです。櫻子が最高なのです。
傍若無人で我がままでアホで元気いっぱいでかわいい櫻子が最高なのです!アホで元気いっぱいなのはいつでもどこでもですが、本当に我がまま放題するのは向日葵の前でだけだったりするので、本当にダメなやつってわけではないのです。ただ向日葵に甘えているだけです。普段はちゃんとわきまえる子です。それにかわいい。貧乳。かわいい。

貧乳で思い出しましたが、今回はロリっ子要素も結構含まれてましたね。えっと、名前忘れましたが、大室家のちっこいのとか、結衣の親戚のちっこいのとか、向日葵の妹のちっこいのとか。このちっこいのを通して、キャラクターたちがニアミスする辺りのストーリーは面白かったです。お話を長く作っているうちに、キャラクターたちの中で人間関係が構築されていってる感じが面白かったです。

こうやって感想を書いていると、本当に中身なんて何にもない日常系アニメだなって思うんですが、この「長く作っている」っていうところに良さを感じた第3期かなとも思います。キャラクターひとりひとりがしっかりと出来上がっていて、あとはそのキャラクターたちが人間関係を広げていく感じ。その関係もだんだんと絡まり合っていって。ここまでくれば、ひとつ感動ストーリー(長編)が作れちゃいそうな気もします。

「第3期は絶対に見ないよ!」って言っていましたが、今となっては「第4期は絶対に見る!」になっています。これからもキャラの成長を楽しみにしています。特に櫻子。櫻子を是非!

最終話はちょっといい話にするのが恒例になっているのか、今回も最終話(の後編)はいい話になっていました。普段は散々ふざけたシーンしかないのに、ちゃんとお互いのことを大切に思っているんだということが分かるエピソードになっていましたね。ギャグばっかりなのにみんなの絆を感じられるのも、長く作っているからでしょうか。百合アニメとしてブヒブヒ感ばっかりが話題になるアニメではありますが、私はこういった友情エピソードは大好物ですので、次も期待しています。

結局、ネタバリありパートは中身のあることをほとんど書いていませんが、最後は中身のあることで締めたいところです。

あああ!!櫻子はかわいいなああああああ!!!!

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ぺんぎん

ぺんぎん の紹介

物語をこよなく愛する一般人。 物語ならば、映画、小説、アニメ、ゲーム、マンガなどなど、形態は問いません。ジャンルや作者に縛られない濫読派。
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