ARIA The ANIMATION

アニメ「ARIA The ANIMATION(第1期)」




あらすじ(ネタバレなし)

テラフォーミングによって水の惑星となった火星(アクア)。かつてのヴェネツィアを模して造られた都市・ネオ・ヴェネツィアには、ゴンドラを漕いで観光案内をする水先案内人(ウンディーネ)という職業が、人々の憧れの的となっていた。地球(マンホーム)出身の水無灯里(みずなしあかり)は、一人前のウンディーネを目指していく。

感想(ネタバレなし)

目の前にあるのに気付けなかった素敵や幸せが見えてくる。大切なことに気づかせてくれる素敵作品。

ABC理論という論理療法をご存知でしょうか?ものすごく適当に説明をすると、ある出来事が起こった時に(A)、自分の考え方によって(B)、結果が変わってくる(c)という理論です。
Activating event(出来事)、Belief(考え方、信念)、Consequence(結果)の頭文字を取ってABC理論です。
なんだか難しい話をしましたが、一つひとつの出来事も、考え方次第で捉え方や結果がクルリと変わってしまうということを実感させてくれるアニメです。

主人公の水無灯里は、ポーッとしていると見逃してしまうようなことや、何でもないような出来事の中に「素敵」を見つけてしまう女の子です。悲しい出来事や辛い出来事も、ポジティブに捉えていくことのできる女の子です。彼女の視点を通して、自分の周りにも実はあった「素敵」や「小さな幸せ」にも気づかせてくれます。

ARIAという作品は、自分の核の部分に大きな影響を与えた作品です。この世界の見方を変えてくれた作品です。こういった、「自分」というものに大きな影響を与える作品を、私は愛しています。私は普段から、「自分の半分は、映画や小説などの物語から構成されている。」と言っているのですが、その中でもARIAから受けた影響はかなり大きかったです。

ということで、ARIA大好き人間で既に何度か見ていたのですが、今回Blu-ray BOXを購入しましたので、もう一度見返して感想を書いています。パッケージの姫屋とオレンジプラネットの先輩中輩後輩が素敵です。
ARIA Blu-ray BOX 表ARIA Blu-ray BOX 裏

中はこんな感じ。
ARIA Blu-ray BOX 中1ARIA Blu-ray BOX 中2
ARIA Blu-ray BOX 中3ARIA Blu-ray BOX 中4

また、ネオ・ヴェネツィアガイドブックという冊子も入っていました。
ARIA ARIA Blu-ray BOX guide book

映画「ARIA The AVVENIRE」の第1部も同封されています。(ARIA The AVVENIREの感想はこちら
劇場版の方にはスッタフによるオーディオコメンタリーと、キャストによるオーディオコメンタリーがついていました。キャストのオーディオコメンタリーは、葉月絵理乃(水無灯里)、大原さやか(アリシア・フローレンス)、皆川純子(晃・E・フェラーリ)の3人です。また、この3人と佐藤順一監督との対談の様子も収録されていました。
その他にも、劇場版の初日舞台挨拶の様子も見ることができます。
詳しい内容は後ほど。

Blu-rayにはなりましたが、アニメ放送がかなり前のことなので(10年!!)、画質はあまりよくありません。画面のサイズも4:3なので、左右に黒い帯が入ってしまいます。それでも、私はBlu-ray化をずっと望んでいたので大変満足できる内容でした。これで好きな時に好きなエピソードを見返すことができます。幸せすぎて大変です。

感想(ネタバレあり)

ここから先は、物語の核心に触れる記述があります。まだこのアニメを見ていない方はご注意ください。


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オーディオコメンタリーや、他の特典映像を見て感じたのは、ARIAという作品は、製作者にも出演者にも本当に愛されている作品なんだなということです。

晃さんを演じている皆川純子が、練習用のVTRを使って自宅で練習をしている時に、途中で泣いてしまって、一度も通してセリフが言えなかったというエピソードを語っていましたし、舞台挨拶ではみんな泣いちゃうし、「あー、出演者の人たちも私たちと同じで、ARIAが大好きなんだなー。」と感じました。より一層ARIAを好きになってしまいました。

スタッフのお話には音楽の話がよく出てきて、音楽の方にもかなり力を入れていたんだなと感じました。どのタイミングでどんな曲を使うかという話や、作曲者とかも考えて選曲したとか、かなりコアな話が出てきて面白かったです。次はBGMにもしっかりと耳を傾けてみようと思います。

ARIA第1期の中で私が一番好きなエピソードは、第11話の「その オレンジの日々を・・・」です。「普通だな。」と思われるかもしれませんが、人気のエピソードなだけあって、やはり最高かと思います。

毎日のように会って、毎日のように一緒に練習して、ずっと一緒なような気がするけれど、いつかそれぞれが忙しくなって、かつてのように会うことができなくなっていく。「当たり前のこと」も、実は「すごく大切なもの」だったりします。では、会う機会が少なくなってしまうことがダメなことかというと、そういうことでもありません。ここでアリシアさんからのワンポイントアドバイスが胸に染みます。

「今楽しいと思えることは、今が一番楽しめるのよ。」

あの頃は楽しかったじゃなくて、あの頃も楽しかった(晃さん)。きっと本当に楽しい事って比べるものじゃない(アテナさん)。
かなり本気で人生の指針としています。

私はこういった感じで、かなり気合を入れて視聴したタイプなのですが、「あー、アリア社長かわいいなー。癒されるなー。」と思ってい見ているだけでも良いです。原作者の天野こずえもアリア社長が大好きなようで、アニメ化に際してそれ程リクエストを出さなかったのに、「アリア社長をたくさん出してほしい。」というリクエストは出ていたと書いてありました。
また、ネオ・ヴェネツィアガイドブックには、各話毎のアリア社長のベストシーンを選抜した「第○話のベストアリア社長」というイラストが載っていて、天野こずえのアリア社長好きっぷりが窺えます。

そういえば、出演者のみなさんが天野こずえのことを「こずこず」と呼んでいたのが可愛かったです。ARIAという作品は、アニメ側と原作側が相思相愛な感じがします。お互いがお互いを尊重し、歩み寄りながら良い作品にしていこうという雰囲気を感じ取れます。そういう「ひとつのチーム」という感覚も、この「こずこず」という愛称から感じました。私もこういうチームの中で仕事ができたらと、また、こういうチームを作っていけたらと思いました。

見る度にいろいろな気持ちを引き起こさせてくれますし、いろいろな事に気づかせてくれます。ARIAがあったから見つけたものはたくさんありますし、ARIAがあったからあった出会いもたくさんありました。これからもARIAが私の中にある限り、多くの出会いと発見をもたらしてくれるだろうと思います。

恥ずかしいセリフ禁止!

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ぺんぎん

ぺんぎん の紹介

物語をこよなく愛するフリーライター。 物語ならば、映画、小説、アニメ、ゲーム、マンガなどなど、形態は問いません。ジャンルや作者に縛られない乱読派。
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